ライター:ちひろ

あなたはなで肩? いかり肩? 肩のタイプでこり方が変わるんです!

女性・男性を問わず、肩こりで悩んでいる方が多いと思います。それで、肩こり解消法を調べて、試してみたけど、あまり効果を感じられなかったという経験はありませんか? それはもしかしたら、“なで肩”か“いかり肩”かという、自分の肩のタイプに合った方法ではなかったからかもしれません。実は、肩のタイプでこり方が変わるので、タイプに合った解消法をする必要があるのですね。そこで、まずは肩のタイプ別のこり方の違いについて、解説します。

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自分の肩のタイプをチェックしてみよう

巷では、「いかり肩のほうが肩こりがひどくなる」「なで肩の人は肩こりにならない」なんて声も聞きますが、本当でしょうか?

結論から先に言いますが、それは正しくありません。
いかり肩でもなで肩でも、どちらでも肩こりは起こります!

ただし、肩のタイプによって、「伸ばすべき筋肉」と「伸ばしてはいけない筋肉」があるため、伸ばしてはいけない筋肉を伸ばしてしまうと、かえって肩こりが悪化してしまうということもあるのです。

ですから、自分の肩のタイプに合うストレッチや運動をして、伸ばすべき筋肉をしっかり伸ばすことが大切です。

そこで、最初は自分の肩のタイプをチェックしてみましょう。
正面から身体を見たときの、鎖骨の位置で確認します。
鎖骨は、身体の中央から肩先にかけて、2本の棒状に見える骨のことです。

なで肩・・・鎖骨が外側に向かって下がっている
いかり肩・・・鎖骨が外側に向かって上がっている

これが、肩のタイプのチェック方法です。
あなたはなで肩ですか? いかり肩ですか?

出典:www.nikkei.com

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女性はいかり肩が多い

もう一つ質問しますが、あなたは「昔から、なで肩 or いかり肩でしたか?」。
肩のタイプというのは、生れつきの骨格と筋肉のつき方が多いに関係しているので、「昔から変わっていない」という女性が多いかもしれません。

ただし、骨格はなかなか変わりませんが、筋肉は普段からどのように身体を動かしているかで大きく変わります。
ですから、例えば猫背であったり、デスクワークでずっと身体を動かしていないなどの原因によって、肩の筋肉が衰えてしまうと、肩のタイプが変わってしまうことも大いにあり得るのです。

統計的には、女性はいかり肩のほうが多いようです。
先ほど、「いかり肩のほうが肩こりがひどくなる」は正しくないと書きましたが、それは「なで肩の人が肩こりにならない」が正しくないだけで、実はいかり肩のほうが肩こりで悩んでいる人が多く、正しいのです。

身体の中央より外側に向かって上がっているのですから、どうしてもこりやすくなってしまいますよね。

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肩こりに関わる筋肉

それでは、肩こりの違いについて解説するために、肩こりに関わる筋肉を見てみましょう。
主に3種類あります。

① 背中から肩、首をカバーして、肩関節を上に持ち上げる僧帽筋上部線維
② 肩関節が上がり過ぎないように、下に引っ張る僧帽筋下部線維
③ 頚椎から肩甲骨を結んで、肩甲骨を持ち上げる肩甲挙筋

両肩が外側に向かって上がっているいかり肩の場合、僧帽筋の上部線維と肩甲挙筋がともに短くなってしまい、硬直しているのです。
そのため、ここをほぐしてあげれば、肩こりが楽になります。

また、肩が持ち上がってしまう原因の1つとして、肩を下に引きつける僧帽筋の下部線維が弱まってしまっているので、鍛える必要があります。

次に、なで肩は、外側に向かって下がっているわけですが、これは肩が腕の重みに負けてしまっているのです。
腕を支えるために僧帽筋上部線維が重要ですが、この筋力が低下しているため、腕の重みに負けて伸びてしまっています。

ただ、低下していながらも腕を支えようとしているので、常に筋肉に力が入っていて、こってしまうのです。
腕の重みに伴って下がろうとする肩甲骨を支えようとしている肩甲挙筋は、いかり肩の人と同じように硬直してしまって、こっています。

少し難しい言葉が並んで、分かりにくいですよね。
簡単にまとめておきましょう。

◯いかり肩の女性
・ 僧帽筋上部線維と肩甲挙筋が収縮している → ストレッチで伸ばしましょう
・ 僧帽筋下部線維は伸びている → 筋トレで鍛えましょう
◯なで肩の女性
・ 肩甲挙筋が収縮している → ストレッチで伸ばしましょう
・ 僧帽筋上部は伸びている → 筋トレで鍛えましょう

出典:www.nikkei.com

あとがき

“なで肩”か“いかり肩”かによって、微妙にこる箇所が違うことが分かりましたね。
ここをしっかり理解して、収縮しているところは伸ばして、すでに伸びている部分は筋力をつけてあげることが大切なのです。

単純にストレッチやマッサージをするだけでは、肩こりを解消できないわけです。

それでは、次のコラムで、ピンポイントで伸ばすためのストレッチと、筋力が弱まっている部分を鍛えるための筋トレを紹介したいと思います。

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  1. なで肩
  2. いかり肩
  3. 肩こり

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この記事を書いた人

name:ちひろ
age:32
女性の美容と健康に関する雑誌の編集を経て、独立。
美容ライターとして、雑誌のみならずWEBメディアで執筆活動を行う。
「女性は誰でも美しくなれる!」をモットーに、キレイになれる情報を発信し続けている。

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